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Shelltasブログ 2026.08.06

夏休み前に確認したいセキュリティ対策とは?中小企業向けに見直しポイントを解説

長期休暇前はセキュリティ対策を見直す良いタイミング

夏休みやお盆休みなどの長期休暇前は、
セキュリティ対策を見直す良いタイミングです。

長期休暇中は、
普段とは少し違う状態になります。

たとえば、

・担当者が不在になる
・問い合わせへの対応が遅れる
・システムの異常に気づきにくい
・メール確認の頻度が下がる
・休暇明けに大量のメールを処理する

といったことがあります。

このような時期は、
普段ならすぐに気づける異常や不審な連絡に、
気づくのが遅れる可能性があります。

そのため、
長期休暇に入る前に、
基本的なセキュリティ対策を確認しておくことが重要です。

最近の注意喚起から学べること

最近も、ソフトウェアやWebサイトに関する脆弱性、
各種製品のセキュリティ更新など、
さまざまな注意喚起が出されています。

このようなニュースを見ると、
セキュリティ対策は特別な会社だけの問題ではないことが分かります。

中小企業でも、

・会社のWebサイト
・クラウドサービス
・パソコン
・メール
・ルーターやネットワーク機器
・業務で使うソフトウェア

などを日常的に利用しています。

これらのどこかに脆弱性や設定不備があると、
不正アクセスや情報漏えい、業務停止につながる可能性があります。

重要なのは、
すべてを完璧に管理することではありません。

休暇前のタイミングで、
影響が大きいものから順番に確認することです。

インターネットにつながる機器やサービスを確認する

まず確認したいのは、
インターネットにつながっている機器やサービスです。

たとえば、

・会社のWebサイト
・WordPressなどのCMS
・VPN
・リモートアクセス環境
・ルーター
・NAS
・クラウドサービス
・管理画面

などです。

これらは外部からアクセスできる場合があるため、
脆弱性や設定不備があると狙われやすくなります。

休暇前には、
利用しているサービスや機器を確認し、
不要な公開設定がないか、
管理画面が外部から見える状態になっていないかを見直すとよいでしょう。

特に、Webサイトやクラウドサービスを外部委託している場合でも、
「委託先が管理しているから大丈夫」と考えすぎないことが大切です。

自社として、
何を使っていて、誰が管理しているのかを把握しておくことが重要です。

ソフトウェア更新を確認する

長期休暇前には、
パソコンやサーバー、利用しているソフトウェアの更新状況も確認したいところです。

たとえば、

・WindowsなどのOS
・ブラウザ
・Office製品
・セキュリティソフト
・WordPressやプラグイン
・業務システム
・クラウドサービスの設定

などです。

脆弱性を悪用した攻撃は、
更新が遅れている環境を狙うことがあります。

もちろん、すべてをその場で更新すればよいわけではありません。

業務への影響があるシステムでは、
更新前の確認や、必要に応じたバックアップも重要です。

ただし、
長期間放置されている更新がないかを確認するだけでも、
リスクを下げるきっかけになります。

休暇中の連絡体制を決めておく

長期休暇中に問題が起きた場合、
誰に連絡すればよいか分からない状態は避けたいところです。

たとえば、

・不審なログイン通知が届いた
・取引先から怪しいメールについて連絡があった
・Webサイトに異常が出ている
・クラウドサービスにアクセスできない
・端末を紛失した

といった場合です。

このようなとき、
誰が一次対応するのか、
誰に確認するのか、
取引先に連絡が必要な場合は誰が判断するのかを決めておくことが重要です。

大げさな体制を作る必要はありません。

まずは、
「緊急時の連絡先」
「判断する人」
「外部委託先の連絡先」
を整理しておくだけでも十分です。

不審なメールに注意する

長期休暇の前後は、
メールの確認が普段と違う状態になりやすい時期です。

休暇前は急いで対応しようとして、
確認が甘くなることがあります。

休暇明けは、
たまったメールをまとめて処理するため、
不審なメールを見落としやすくなります。

特に注意したいのは、

・請求書を装ったメール
・配送通知を装ったメール
・パスワード変更を促すメール
・クラウドサービスの通知を装ったメール
・取引先になりすましたメール

などです。

急ぎの内容に見えても、
添付ファイルやリンクをすぐに開かず、
送信元や内容を確認することが大切です。

社内でも、
休暇前後は不審なメールに注意するよう、
一言共有しておくだけでも効果があります。

バックアップを確認する

長期休暇前には、
重要なデータのバックアップも確認しておきたい項目です。

たとえば、

・顧客情報
・取引先情報
・契約書
・請求情報
・会計データ
・業務資料
・Webサイトのデータ

などです。

バックアップは、
取っているつもりでも、
実際には対象が不足していたり、
復旧方法が分からなかったりすることがあります。

休暇前に確認したいのは、

・重要なデータが対象になっているか
・定期的に取得されているか
・保存先が分かるか
・復旧方法を確認できるか
・担当者が分かるか

といった点です。

完璧な復旧訓練まで行う必要はありません。

まずは、
重要なデータが失われたときに、
どこから復旧するのかを確認しておくことが大切です。

不要なアカウントや権限を確認する

長期休暇前は、
アカウントや権限を見直す機会にもなります。

特に確認したいのは、

・退職者アカウント
・使っていない外部委託先アカウント
・不要な管理者権限
・共有アカウント
・クラウドストレージの外部共有

などです。

不要なアカウントや権限が残っていると、
本来アクセスできない人が、
重要な情報にアクセスできる状態が続く可能性があります。

すべてのサービスを一度に確認するのが難しい場合は、
重要な情報を扱うサービスから確認するとよいでしょう。

たとえば、
メール、クラウドストレージ、会計システム、顧客管理システムなどは、
優先して確認したい項目です。

休暇明けにも確認する

セキュリティ対策は、
休暇前だけで終わりではありません。

休暇明けにも、
不審な動きがなかったかを確認することが大切です。

たとえば、

・不審なログイン通知がないか
・見覚えのないメール転送設定がないか
・クラウドサービスの共有設定に変更がないか
・Webサイトに異常がないか
・セキュリティソフトの警告が出ていないか

などです。

休暇中に問題が起きていても、
すぐには気づかない場合があります。

休暇明けに簡単な確認を行うだけでも、
早期発見につながる可能性があります。

まず押さえたいポイント

夏休み前に確認したいポイントは、
次の5つです。

①インターネットにつながる機器やサービスを確認する
②ソフトウェア更新の状況を確認する
③休暇中の連絡体制を決めておく
④バックアップと復旧方法を確認する
⑤不要なアカウントや権限を見直す

この5つを押さえるだけでも、
長期休暇中のリスクを下げやすくなります。

すべてを完璧に対応する必要はありません。

まずは、
自社にとって影響が大きい情報やサービスから、
無理なく確認することが重要です。

まとめ

夏休みやお盆休みなどの長期休暇前は、
セキュリティ対策を見直す良いタイミングです。

休暇中は、
担当者が不在になったり、
異常に気づくのが遅れたりする可能性があります。

そのため、
インターネットにつながる機器やサービス、
ソフトウェア更新、連絡体制、バックアップ、アカウント管理などを確認しておくことが大切です。

最近のセキュリティ注意喚起から見ても、
脆弱性対応や基本的な管理を継続することの重要性は高まっています。

中小企業では、
すべてを一度に完璧にする必要はありません。

まずは、
休暇前に確認できる範囲から始め、
重要な情報やサービスを守ることを意識しましょう。

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